【エネルギー管理士 一発合格体験記】 ③勉強方法(課目Ⅱの流体・伝熱)
これらの記事は
専門外の私がエネルギー管理士を一発合格した体験記です
記事は①~⑦まであり、
①受験背景と試験概要
②勉強方法(課目Ⅱの熱力学)
③勉強方法(課目Ⅱの流体・伝熱)
④勉強方法(課目Ⅲ・課目Ⅳ)
⑤勉強方法(課目Ⅰ)
⑥買った参考書
⑦2018年試験の変わった点
の7部構成になっています。
この記事は ③勉強方法(課目Ⅱの流体・伝熱) です。
1.課目Ⅱ 熱と流体の流れの基礎
エネルギー管理士試験
「熱分野」 で
一番
難しいのが
課目Ⅱ でした
課目Ⅱの問題は
4問あり (問題4~7)
熱力学 で 2問
配点50%
流体力学 で 1問
配点25%
伝熱工学 で 1問
配点25% です
今回の記事は
「流体工学」 と
「伝熱工学」 の
私がやった勉強方法に ついて です。
2.流体工学・伝熱工学の勉強方法・参考書
参考書は
オーム社のエネルギー管理士試験(熱分野)徹底研究 を中心に
流体工学 2週間
伝熱工学 2週間
この参考書で覚えて、練習を解いて勉強し、
それが終わると 課目Ⅱ の 過去問に取り組みました。
過去問題集は
2022年版 エネルギー管理士熱分野模範解答集
この過去問題集は
課目別 に 分かれているので
使いやすいですね~
また、課目Ⅱの過去問は平成27年がとても良問で
やや易し目で、基本的な内容も網羅しているので
一番初めは平成27年からすることをお勧めします。
そして今回も (∩´∀`)∩
流体工学が難しかったので
買ってしまいました o(≧▽≦)o
マンガでわかる流体力学~(^▽^)/
やっぱり難しかったので
これがないと取り掛かれませんでした (≧▽≦)
ちなにみ、伝熱工学も買おうと思いましたが、
マンガでわかるシリーズにはありませんでした。
また、他にも
参考書だけでは分かりづらいところは
クレドルさんの
もっと知りたい! 熱流体解析の基礎
http://www.cradle.co.jp/tec/column06/
を参考にさせて頂きました。
「物質の三態」「流体」「伝熱」について
詳しく説明されていました。
amzn_assoc_ad_type ="responsive_search_widget"; amzn_assoc_tracking_id ="rsmx08955-22"; amzn_assoc_marketplace ="amazon"; amzn_assoc_region ="JP"; amzn_assoc_placement =""; amzn_assoc_search_type = "search_widget";amzn_assoc_width ="auto"; amzn_assoc_height ="auto"; amzn_assoc_default_search_category =""; amzn_assoc_default_search_key ="エネルギー管理士";amzn_assoc_theme ="light"; amzn_assoc_bg_color ="FFFFFF";
3.流体工学・伝熱工学の位置づけ
課目Ⅱ 熱と流体の流れの基礎 の
難易度は
熱力学>>流体工学>伝熱工学
だと思います。
熱力学で100点、流体+伝熱で100点なので、
熱力学が超難問だったとしても、
「流体」と「伝熱」でしっかり点数を稼げば、合格できると思います。
また、試験の解く順番ですが、
過去問を見ていると、
計算問題:暗記問題の比率のイメージは
なので、計算問題で詰まりやすい確率は
熱力学>流体工学>伝熱工学 の 順番になります。
できるものからやっていけるように 問題を解く順番は
①伝熱工学(問題7)→
②流体工学(問題6)
→③熱力学(問題5)→④熱力学(問題4)
の 逆からの順番をお勧めします。
4.流体工学の要点
簡単になりますが、
流体工学の要点は
①ベルヌーイの定理(力学En保存則)
(ピトー管、ベンチュリ管、他)
②連続の定理(質量保存則)
③運動量保存則
④直管の圧力損失
⑤ポンプ
⑥送風機
が、メインどころだと思います。
その他に、
ニュートン粘性、パスカルの定理、ハーゲン・ポアゾイユの法則
もあります。
流体工学は
過去問や練習問題を解くのが近道だと思います。
数年前とほぼ同じ問題がでるケースも
結構多いと思います。
5.伝熱工学の要点
伝熱工学は 計算問題よりも
文章の穴埋め問題 や
公式を導くような穴埋め問題が多いのが特徴です。
また、この伝熱の問題の基礎が
課目Ⅰ に よくでますので熱分野専攻はお得です
①フーリエの法則
②熱伝導
③熱伝達
④熱放射(ステファン・ボルツマン則)
⑤熱伝達に関する
無次元数
バカにしてはいけないのが
無次元数です
出題頻度も高く、配点も高い年があります。
(2018年は伝熱の36%が無次元数でした)
無次元数に関して覚えることは
①ヌセルト数、レイノルズ数、プラントル数は
定義が書けるように (最低でも)
②ヌセルト数は
層流の時は、一定
乱流の時は、Re数とPr数の関数
③ヌセルト数は
自然対流伝熱では、Gr数とPr数の関数
強制対流伝熱では、Re数とPr数の関数
④アナロジー(相似則)
Nu数→Sh数(シャーウッド数)
Pr数→Sc数(シュミット数)
それぞれ、独自の語呂合わせを作って覚えてください。
私は④は ヌシャー、プシュッ って叫びながら覚えました。
③の語呂合わせもあるのですが、
この子供のアウトドアブログでは書きづらいHな語呂なのでやめときます。
また、熱放射を計算する時に
絶対温度〔K〕で計算するべきところ、
摂氏(℃)のままで計算して間違うミスが多かったです。
流体・伝熱は過去問と同じ問題も多く、
比較的簡単なので
課目Ⅱをクリアするために
ぜひ頑張ってください。
amzn_assoc_ad_type ="responsive_search_widget"; amzn_assoc_tracking_id ="rsmx08955-22"; amzn_assoc_marketplace ="amazon"; amzn_assoc_region ="JP"; amzn_assoc_placement =""; amzn_assoc_search_type = "search_widget";amzn_assoc_width ="auto"; amzn_assoc_height ="auto"; amzn_assoc_default_search_category =""; amzn_assoc_default_search_key ="エネルギー管理士";amzn_assoc_theme ="light"; amzn_assoc_bg_color ="FFFFFF";
次の記事へ
関連記事