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2013年から息子(当時小1)と一緒に釣りを始めた大型アングラー
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釣りやキャンプなど、息子達とのアウトドアブログです……
……でスタートしましたが、今は父しか釣りしていません(T ^ T)

【エネルギー管理士 一発合格体験記】 ②勉強方法(課目Ⅱの熱力学)

これらの記事は
専門外の私がエネルギー管理士を一発合格した体験記です

記事は①~⑦まであり、

①受験背景と試験概要
②勉強方法(課目Ⅱの熱力学)
③勉強方法(課目Ⅱの流体・伝熱)
④勉強方法(課目Ⅲ・課目Ⅳ)
⑤勉強方法(課目Ⅰ)
⑥買った参考書
⑦2018年試験の変わった点

の7部構成になっています。

この記事は ②勉強方法(課目Ⅱの熱力学) です。





1.課目Ⅱ 熱と流体の流れの基礎 



エネルギー管理士試験 「熱分野」 で
一番 難しいのが 課目Ⅱ でした

この 課目Ⅱ を 理解すれば
あとは暗記が主流なので

ぜひとも理解しておきたいのですが、

専門外の人は 課目Ⅱの問題を見て、
試験そのものも諦めてしまうのではないでしょうか!?


私も この課目Ⅱを一番最初に取り組み、

そして、もっとも時間を掛けました。



課目Ⅱの問題は4問あり (問題4~7)

熱力学  で 2問 配点50%

流体工学 で 1問 配点25%

伝熱工学 で 1問 配点25% です


2017年までの傾向では 配点50%を占める熱力学

がっつりとした 応用問題 の 計算問題 なので、

この熱力学を理解して、応用できるかどうかが 
合格の分かれ目に なっているように思いました。

なので、
まず最初に課目Ⅱの熱力学をじっくりと1ヶ月間かけて取り組みました。



2. 熱力学の勉強方法 



その時に使った参考書は

オーム社のエネルギー管理士試験(熱分野)徹底研究 です


出題範囲内の基礎的な教科書として使えながら、
練習問題に解説を分かりやすく書いています。

どちらかというと、練習問題の解説を読んではじめて
エネルギー管理士試験の内容を網羅しています

なので、勉強のできる人は
この本 と 過去問 を やれば合格できると思います。


ただ、
専門外の私には、ほんと~に理解できなかったので
結構早いうちに これも買ってみました


マンガでわかる熱力学(≧▽≦)

これを読んだからといって
エネルギー管理士試験には絶対合格しません ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

ただ、なにかボヤ~と理解できたような気になって
とっつきやすくなったのは事実でした (≧▽≦)

熱力学で行き詰った人は
一度読んでみるのもいいかもしれません。
私は読んで正解でした。



期間としては
3月の1ヶ月間は全て熱力学をやっていました。
そして、5月ごろから過去問題をやっています。

使った過去問題集は


2022年版 エネルギー管理士熱分野模範解答集


この過去問題集は
年代別では無くて、
課目別⇒年代別 に 分かれているので
おなじ課目を集中して勉強するのにすごく便利でした。


課目Ⅱの過去問は平成27年がとても良問で
やや易し目で、基本的な内容も網羅しているので
一番初めは平成27年からすることをお勧めします。


私は専門外だったので、
この過去問集を使って徹底的に
5年前までは3回、10年前までは2回 繰り返し解きました。

専門の人は 3~5年前までを2回解けばなんとかなるかもしれません。


ただそれでも計算問題が不安だった私は
計算問題用にこの本も買いました

やさしい熱計算演習

ただ、この計算問題集は
問題が古すぎるのと、私には難しすぎるところがあって
結局、1回だけ、さらっと解いただけで
そんなに重宝しませんでした。

試験1年目にはいらないかもしれませんが、
試験2年目以降で課目Ⅱを落とした人にはいいと思います。


さらに 忘れてはならないのが
試験問題を作っている省エネルギーセンターが書いてる参考書

エネルギー管理士試験講座 熱分野〈2〉熱と流体の流れの基礎

私は買いませんでしたが、
私の同僚はこちらを買って課目Ⅱを1年目で取っていました。

参考書には載っていない様な
こまかな内容も乗っていますので、
少しでも点数をアップさせたい試験2年目以降の人にお勧めします。






3.熱力学の要点 


私なりに 熱力学 の 要点 を まとめてみると

①SI単位と組み立て単位
②水の三態と湿度
③理想気体の状態方程式
④熱力学第一法則
⑤状態変化
 ・状態変化とポリトロープ指数
 ・状態変化とΔU・ΔQ・ΔH・ΔS・ΔW
⑥熱機関の状態変化と効率を覚える
⑦蒸気サイクル(ランキンサイクル)
⑧冷凍サイクル(逆ランキンサイクル)

「これを覚えればあと楽」 な内容が①~⑧だと思います。
(そりゃそうだ・・・って言われそうですが)


①と②はメチャ基礎的なことなんだと思いますが、
専門外の人は初めにここを抑えないとチンプンカンプンです。
あと、①の単位って意外に問題を解くヒントになっていて、
解き方が分からなくても、答えの単位になるように×や÷を考えていくと
解けることもあります。


③ PV=mRT
④ dU=dH+dW
⑤ 等温・等容・等圧・断熱
   → PV^κ=一定 (κはポリトロープ指数)
   → ΔU・ΔQ・ΔH・ΔS・ΔW

その中でも応用の③~⑧すべてに付きまとうのが ”⑤状態変化” 
等温・等容・等圧・断熱 の内、
この問題はどの状態かを考えてから、
どの公式に当てはめるのかをいつも考えていました。 

特に③~⑤は
状態変化によって、最終の公式が変わるので
最初はまったく理解できませんでした。
(本来は公式で覚える世界じゃないんでしょうね~)

特に⑤のΔU・ΔQ・ΔH・ΔS・ΔWは

自分のノートに
【エネルギー管理士 一発合格体験記】 ②勉強方法(課目Ⅱの熱力学)
と、いうような まとめ を作って、ひたすら暗記 しました

最初は
定容比熱Cv か 定圧比熱Cp の どちらを使うのかが
理解できずに困っていました。

今の覚え方は、
  ΔU:内部エネルギーはいつも Cv
  ΔQ:熱量 と ΔS:エントロピーは
    等容ならCv 、等圧ならCp

と 覚えられると結構楽になりました。

等温と断熱の問題が曲者で、
難しい式の代入で 別の式を作るのが多いので
これはたくさん問題を解くのがいいかなと思います。


⑥熱機関は

  カ・オ・デ・ブ・ス 顔・デブ・ブス・・・ラ!?  と、覚えて
 

 カ → カルノーサイクル
 オ → オットーサイクル
 デ → ディーゼルサイクル
 ブ → ブレイトンサイクル
 ス → スターリングサイクル
+ラ → ランキンサイクル

と、順番を丸覚えしたあと
【エネルギー管理士 一発合格体験記】 ②勉強方法(課目Ⅱの熱力学)
       T:等温、V:等容、P:等圧、D:断熱
と、いうのを繰り返し覚えていました。    


⑦蒸気サイクル(ランキンサイクル)
⑧冷凍サイクル(逆ランキンサイクル)

は、
○サイクルと装置を覚える
○乾き度の計算方法
○飽和蒸気・飽和水のエントロピーやエンタルピーから
 湿り蒸気のエントロピー・エンタルピーを求める
○効率


の方法さえ覚えれば、
比較的簡単に解けると思います。



課目Ⅱに関してだけは
1ヶ月間しっかり基礎を付けてから、過去問をやりだしました。


ちなみに
2018年は
・オットーサイクル
・蒸気サイクル
・冷凍サイクル 
がメインの問題がでました。

例年より計算問題が少なく、
明らかに簡単な問題だったので
正直、こんなに勉強しなくても
解けていたと思いましたので、
その点はラッキーでしたね~。


もちろん、その次の
「流体工学」や「伝熱工学」も曲者なので
勉強は必要になります。





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